2009年3月17日火曜日

顧客優位のパラダイム


 インターネットの普及がもたらした影響は、良くも悪くも多岐に渡り、しかも、既存の社会構造や人間関係を根底から覆すものである。たとえば、マーケティングの世界で言えば、消費者がインターネットで企業や商品に関する情報を自由に入手できるにいたって、今まで企業が発信する情報に操作されてきた消費者が企業が提供する情報を盲目的に受け入れることがななくなった。第三者機関による評価の入手や消費者間の情報交換も含めて顧客が情報を自由に収集することが容易になったのである。しかも、商品情報に関しては、個別商品に関する専門性においてはメーカーでも顧客に太刀打ちできない状況である。

 情報において顧客が圧倒的に優位に立ったわけである。そのことをわきまえたマーケティングを展開できるかどうかが成功の大きなカギを握る。

●何をやってもマーケティングセンスが必要だ
 仕事は、金にしてなんぼ、である。商品であれ、サービスであれ、評価してそれにお金を出してもらえなければ、単なるお遊びである。その意味で、マーケティング的な思考は、どの分野に進んでも重要なスキルになる。

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