2009年3月16日月曜日

製品の差別化における気づき



製造における技術力は昔ほど大きい差があるわけでもないし、よほどの事がないかぎり半年もすれば追随される。したがって、仕様やスペックの優位性なんてものは維持しがたい時代なのだ。発売から数ケ月して他社の新製品投入でスペックが負けた瞬間に競争力がなくなるような製品作りではダメだ、と言うことである。

製品化に至る段階では、新しい仕様の投入にいたらないのには

(1)そのことに気づいていない場合と

(2)それを実現する技術力がない場合と

(3)コスト的に合わない場合がある。

技術は開発したが製品化できるコストにならないという段階も多いが、気づいてしまえば、開発は可能なのに、気づいていないというケースは、案外、多いものだ。
何事につけ、気づかないと何も始まらない。

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