2009年6月14日日曜日

民主主義

民主的な運営というものは、面倒なものである。


民主主義とは、それぞれの生い立ちや経験、能力、知識、職業、事情など
ありとあらゆる相違を乗り越えて、合意を形成していくことなのだから
それ自体が、とんでもなく面倒なことなのだ。

中途半端な知識で、熱心に課題に取り組む者は
全体から見れば足手まといになりかねない。
構成員にバカが多ければ、独裁に等しくなるか混乱するかだ。
そういう危険性を内包したシステムなのだ。

運営する側には、その手間暇を惜しまない覚悟が必要だ。
 

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